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1998年10月23日金曜日

未来人 ウイングメーカー/WingMakers

WingMaker/ウイングメーカーというのは1998年頃に米国にてディスクロージャー(情報公開)された未来人のこと。
私は2019年にQanon/Qアノンの情報を追っている時に知った。
Qanonというのはある種の陰謀論を信奉する、ややカルトめいたトランプ大統領支持層のムーブメントのようなものだと現時点では理解している。
Qanonについてはまた別に触れるとして、ここではWingMakerについて取り上げる。

WingMakersは書籍でメインシリーズは全3巻、その他関連書籍がチラホラあるようだ。
私が購入したのはそのメインシリーズの全3巻なのだが、これまた2062年の未来人と同様、別の勢力によって背乗りを受けて金儲けの種とされてしまっているようだ。
ただ不思議なことに第1巻のみはオリジナルのウェブサイトをかなり正確に再現しているようで、第1巻の内容を重点的に取り上げていこう。

何者かから改変を受ける前のwebサイトがこちら。
https://www.wingmakers.us/
ポチポチと目ぼしい場所をクリックしてもらえれば、いろんな資料に巡り会える。

それで、この書籍の内容なのだが、今まで私が読んだ本の中でも1、2を争うほどブッ飛んでいる。
まず宇宙人を信じていない、という方はここでお帰りいただいて構わない。
私は宇宙人は居るだろう、居て欲しい派であるが、それは置いておいて書籍の内容に入っていこう。
SFの設定資料集としては極めて凄まじい。

■大雑把な世界観

Q.タイムトラベルは可能ですか?
A.可能

Q.未来からの干渉はありましたか?
A.ある

Q.予言はありますか?
A.ある

Q.非国家主体の秘密結社は存在しますか?
A.する

Q.国家的な秘密組織はありますか?
A.ある

Q.宇宙人はいますか?
A.いる

Q.他の宇宙人からの干渉はありますか?
A.ある

Q.友好的な宇宙人はいますか?
A.いる

Q.敵対的な宇宙人はいますか?
A.いる

Q.やばいことが起きそうですか?
A.その可能性がある。

タイムトラベルをしてきた未来人がいるとしよう。
その未来人は、タイムトラベルをしてきたという証拠、つまりタイムカプセルを遺していった。
タイムカプセルとともに、現地人とコンタクトを取っていった。
それが世界各地の予言として残されている。
その予言が人類の存亡に関わる話だった。
そして、その人類の命運を左右しそうだったのが宇宙人の存在だった。
つまり、未来人の目的は人類滅亡危機を回避することだった。

ごく簡単に説明するとこんな感じになる。

1972年、米国のニューメキシコ州チャコキャニオンの奥地の峡谷で、遺跡が発見される。
そこでは不思議な人工遺物とペテログリフが発見される。
遺跡はおよそ西暦8世紀頃(900年代)のものと推定されたのだが、人工遺物がどうも有史以前に地球を訪れた知的生命体の存在を示すような、とんでもないシロモノだったらしく、この案件は米国政府の管理となった。
米国政府は世界最強の情報機関とされる国家安全保障局(National Security Agency : NSA)を管轄下とした。
1973年にNSAは徹底的にこの遺跡を調査したが、何もわからずじまい。
NSAはこの遺跡をエンシェント・アローと名付けた。
そして21年の時が過ぎた。

1994年、エンシェント・アロー遺跡のあるエリアで、大規模な崩落事故が発生する。
そこで別の遺跡への入り口が発見され、DNA構造と同じく23の石室と、もう一つ別の人工遺物が発見された。
この件はエンシェント・アロー・プロジェクトの責任者に報告され、その後はNSA内の非公式組織であるNSAが特殊計画研究所(NSA Special Projects Laboratory)=先進コンタクト諜報機関(the Advanced Contact Intelligence Organization : ACIO)の管轄となった。
その発見されたもう一つの人工遺物は、なんと光ディスクだったらしく、その解析が行われた。
解析の鍵となったのは、人類初の文明と言われていたシュメール文明のシュメール語。
1997年に解析に成功したとされる。
解析に当たった言語学者は、この発見は決して表に出ることはないであろうこと、そしてこれが人類にとって極めて重大な発見であることから、このデータをディスクロージャー(情報公開)することを決意し、組織を脱走する。
脱走後、とあるジャーナリストに接触し、webサイトにこの情報を放流することで、インターネットにアクセスする無数の世界の人々に後を託した。


というのが大まかなバックストーリーになる。

では、詳しく見ていこう。

■ウイングメーカーについて

《我々をウイングメーカーと呼んでいただきたい。我々は今までほとんど、天使と混同されてきた。我々は実際には完全な人間なのであるが。ただ未来の、おそらくはより進化したヴァージョンだろう。条件づけのためだろうか、人間は、実存の宇宙的次元に存在する広大な生命の多様性について、それを理解できないのかあるいは理解しようとしないと思われる。そして、おそらく防衛機能が働くために、際立って特異な存在を皆一緒くたにしてしまう。人間やウイングメーカーの存在形式と比較した場合、天使界は異なった種類の生命形式を持つ。ウイングメーカーは時間の焦点の外にあり、人間や地球外生命体、天使に相当する存在はその中にある。そして程度の差はあるものの、時間の法則に制限されている。我々の特異性は、人間の完全な肉体的、精神的特長を残したまま、時間とは独立して行動できる能力に起因している。》(解析された光ディスクより)

ウイングメーカーは西暦2750年頃からタイムトラベルしてきた未来人である。
地球上に7つのタイムカプセルを埋設した(ドラゴンボール?)
理由は人類の文化の促進を促すために。
ウイングメーカーは過去に何度もタイムトラベルし、文化の伝播者として振る舞ってきた。
ウイングメーカーとコンタクトした人々により、我々は天使として語り継いできた。
タイムトラベルは時間を越えてくるため、テクノロジーによりその身体は光で構成されているように見える。
コンタクト時のコミュニケーションはおそらくテレパシーを使っている。
ウイングメーカーは現在の人類には友好的な存在と見られている。
その気になれば軍事施設にタイムトラベルし、あらゆる国家の安全保障を容易に破壊することができるため。
光ディスクに含まれるテキストデータの大半を解読した結果、仮にウイングメーカーが敵対意図を持っていた場合、彼らは全く自由に我が国のいかなる軍事施設へもタイムトラベルし、国家の安全保障に致命的な打撃を与えることができたはずだという結論に達した。
ウイングメーカーの持つ独自のテクノロジーとは、大量破壊兵器ではなくタイムトラベルこそ、想像しうる最高のテクノロジーである。
ウイングメーカーは毎日我々を訪問しても、その後でその訪問を忘れるように歴史を書き換えることができる。
我々がタイムカプセルを発見したこと、おそらくそれ以上のことを、ウイングメーカーが知っているのは確実であろう。
ウイングメーカーがタイムカプセルの発見の過程を手助けした可能性すら考えられる。
ウイングメーカーの用いるタイムトラベルは、3次元・5感覚ではなく、多次元・7感覚で機能することが必要(関暁夫氏の言う第7感?)
ウイングメーカーにとっては、インターネットがワン・ランゲージ・インテリジェント・ネットワーク/One Language Intelligent Network:OLINと呼ばれるテクノロジーに関係しているらしい。
OLINテクノロジーがグローバル・カルチャーの創造を支援することを確信しているようだ。
グローバル・カルチャーと世界統一政府の概念は何世紀もの間予言されてきた(ワンピース?)
これは特務機関のトップグループが密かに把握していた1,500年前に遡る予言と偶然一致している(書籍中には明言されていないが、この予言は西洋世界というより、日本の聖徳太子の『未来記』と『未然本記』のことではないだろうか?モーツァルトの手で『魔笛』として欧米に伝わっているらしい)
彼らによれば、まずデジタル経済が発生し、次にインターネットのOLINテクノロジーのプラットフォームを通じて、エンターテイメントと教育の内容がグローバル化されるだろう。
これが統一された流通とコンテンツとコミュニティを持ったグローバルカルチャーの基盤。このようなインフラが一度整備されると、今度はその時点で、そのインフラを管理する必要性が顕著な問題として迫ってくる。
そして必然的に、国連がそういった試みを行う際の支配組織となる。
世界の人々が経済のデジタル化とOLINテクノロジーのプラットフォームを容認する限り、世界政府とグローバル・カルチャーが出現するのは確実。
インターネットの概念は、このグローバルカルチャーを発展させるために、彼らがもともと種を蒔いたというものである。
インターネットが、ウイングメーカーのタイムカプセルを、何らかの形で世界中の一般市民に十分浸透させるプラットフォームになると考えているのだ。
ウイングメーカーの予言(ぞっとするような精度のためにこの単語を選んだのであるが)によれば、2023年までには彼らの最後のタイムカプセルが発見され、インターネットは新しいグローバルカルチャーの中心となって、「銀河系内のデジタル神経システム」と接続するゲートウェイになるということである(スターウォーズのように、他の銀河に散らばる宇宙人種族の仲間入りをするらしい)。
エンシェント・アロー遺跡(発見のきっかけになったタイムカプセル)の記録によれば、初めに地球上に生命の種を蒔き、生命進化の跳躍と、生物学的変容を助長したのはウイングメーカーであった。
ウイングメーカーは(ウイングメーカーによれば我々も)プレアデス星系の出身である。
ウイングメーカーは遺伝子情報のライブラリーを携えた人間型種族として飛来し、実験を通して人類を創造し、もちろん、地球上のその他の生命も創り出した(この部分は時系列的に意味不明で、ウイングメーカーと同等の存在は、我々の子孫のみならず、我々の先祖も含んでいるのかもしれない。たとえば、アトランティス文明の最高点に達した先史時代の人類など。YouTubeなどの唐突に出てくるプレアデス星人はここが出発点ではないだろうか。とりあえず人類を創った神様はプレアデス星人でウイングメーカー的に時空を物理的に越えてくる、という設定らしい。信じるも何も検証不能な話なので、「ふーん」という程度でよいだろう)

ウイングメーカーの熱いインターネット推しは、2062氏が日本の掲示板に書き込んだ理由の一つだろう。

851 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/11/14(日) 14:39:41 ID:L12r5lqQ0 [9/24回(PC)]
訪問の目的は秘密調査の一環。

ここに書き込んでるのは、
過去データベースを調べて2010年に人気があったウェッブサイトだと判明した。
調査予定時間まで見てみようと考えたのだが書きこんでしまった。

■7つのタイムカプセルの場所

1.北アメリカ ニューメキシコ州
2.南アメリカ ペルーのクスコ周辺
3.アフリカ中央北部 チャド湖周辺
4.フィンランド ヘルシンキ北部
5.中国南部 広東省付近
6.オーストラリア 中央南部
7.南極 ウィルクスランド ヴォストーク湖付近

最後のタイムカプセルは2023年まで発見されないことになっている。
記録上最初のものは、中国が見つけていたらしい。
1937年、中国の北京大学チ・ピュイ・テイ教授が、チベット国境バヤン・カラ・ウラ山脈にて洞窟墓地したとのこと。
次はフィンランドのヘルシンキ近郊レミンカイネン神殿。
この地にはボック・サーガという伝承があって、1万年以上前に、1984年に限定的に情報公開するように言い伝えられていたらしい。
その言い伝えはどうもアトランティスの伝説にまつわるらしい。

■予言について

次は予言について。
このウイングメーカーは1997年当時のインタビューが大元であることを頭に入れて読んでいただきたい。

2011年頃、とあるエイリアン種族による国連を含む世界中の政府への侵入が起きる。
人類と融合できる非常に洗練されたテクノロジーを持つ奪略者。
人間のふりをすることができる。
人間とアンドロイドの人工生命体。世界政府を樹立し、その執行権を振るう。
宗教の文献に希釈化されたバージョン。
ルシファーとして化身したかのように、反キリストとして人類の脅威となる。
当時の信念体系からかけ離れた論争となるような写本にその存在が描かれている。
バチカン、大学、政府などから追放された。
予言されたエイリアン種族は、現時点では地球に気がついてすらいない。
全く別の銀河の出身。
この銀河に偵察隊を送り、地球が最高の「遺伝子図書館」であり、素早く同化できる天の川銀河の中の「天然資源の宝庫」であると決定することになっている。
彼らが地球を訪問するのは2011年。彼らは政府と仲良くなり、国連を協力者として利用する。
彼らは国連を通じて統一世界政府の編成に着手する。
2018年に最初の選挙が行われたあと、国連を乗っ取って、世界政府を支配することになっている。
それは詐欺とペテンによって行われる。
予言なのは日付が非常に具体的だからだ。
理想的にはその種族がこの銀河に侵入する時期、彼らが介入する時点にBST(タイムマシンの略称)を完成させたい。
彼らに別の銀河を選択させるか、あるいは彼らの計画を中止されることができればと思っている。
介入点(歴史を変更しうる時空的な介入のポイント)を決定するのは不可能かもしれない。
その種族(アニムス)は我々が可能な限りハッブル望遠鏡で調査したある銀河の出身。
我々はその銀河をできるだけ広範にチャート化した。
彼らの銀河は260万光年彼方にあり、種族は遺伝子構造を持つ生物とテクノロジーとの間の人工生命体。
ミツバチ型社会も持っているいるが、リーダーの明白な目的に協調する限りにおいて個人の意志は尊重される。
その種族は人工生命体であるために、管理された環境で生産が可能であり、リーダーの気まぐれによってその人口は増減され得る。(HUNTER×HUNTERのキメラ=アント?)
彼らはまだ私たちの銀河に突入していない。
特務機関は大規模な情報収集を行い、シナリオ・モデルと介入点の選択すら終えている。
最も論理的なアプローチは、天の川銀河を探検するという「原因思考」が生まれた時空にタイムトラベルし、記憶再構成過程(memory restructure procedure : MRP)を使って、その種族の記憶からそれを削除する。
基本的に、生命が住むすばらしい銀河がたくさんある中で、天の川銀河を選択するのが愚かであることを彼らに納得させる。
特務機関のトップグループは、我々の銀河が彼らの真剣な探索には値しないという結論が導き出せるような記憶を植え付けるつもりだ。

260万光年となると、アンドロメダ銀河や矮小不規則銀河しし座Aが該当しそうだ。
アンドロメダ銀河内ならば同じ銀河に地球のような星はあるだろうから、しし座Aの方が該当するのではないかと勝手に思っている。
アニムスは『HUNTER×HUNTER』の「キメラ=アント」のようなものかもしれない。
用語としてのアニムス(animus)はユング心理学においては、女性の無意識人格の男性的な側を意味するらしい。
働きかけ、憑依する、という意味合いを含んでいるようだ。
2018年になにがあったかというと、インドで世界政府サミット、というものが開催されたらしい。
テーマは人工知能と幸福。
世界政府サミットは2013年から開催されている。
2020年3月26日には英元首相ゴードン・ブラウンが、新型コロナウイルスのパンデミックを乗り越えるため、一時的な「世界政府」の設立を世界の主要国指導者に呼び掛けていた。
世界政府は『ONE PIECE』にも登場する。
それで、最大の問題となってくるのがアニムスが地球を探索したろ!と思った思考の記憶を書き換えることに成功したのかどうか、という話になってくる。

とりあえず、世界統一政府はヤバい方の勢力らしい。
そして、『ターミネーター』のように誰かを消すのではなく記憶を消去する。
これはとてもスマートだ。
時期的にこれはすでに行われれているはずだ。
それを示すのが2062氏の書き込みにある。

959 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/11/14(日) 22:48:22 ID:L12r5lqQ0 [24/24回(PC)]
あなた方は俺の大先輩にあたる。
今の日本の基盤を作った大先輩とコミュニケーション。本当にありがとう。
早めにゆっくり休むとする。
明日から2日間、24時間体制で秘密調査に出掛ける。
今の日本(2062年)に必要で採取しなければならない生命体がある。
だからコンピューターに触る機会がない。
火曜日の夜に出現する。
また来てくれ。

地球にアニムスの探査のために送り込まれた何らかの生命体を捕獲しにきた、というストーリーができる。
おそらく何かの生命体とアンドロイドのハイブリッド、というのが伺われる。

ただ世界統一政府の発想はいつ生まれたのか?
アニムス侵攻の予言があり、その世界統一政府の構想のみが残っている状態なのかもしれない。
となると、アニムスが関与していないならば、あまりヤバいものではない可能性はある。
ただ世界政府を設立しようぜ!という流れは依然として存在しているし、それが昔からの予言やら秘密結社の意向なのだろうか。
そもそも秘密結社自体が全容を掴んでいないとか、予言が変質してしまっているのではないかとか、誰かの都合や理想により書き換えらえたのではないかとか、わりと人間的な理由で「どうしてこうなった」的状況、というのも考慮していいのではないか。
あまり深く悩んではいけない。
その時その時のベストを尽くすことだ。

■非国家的な秘密結社と国家の秘密組織について

秘密結社は、メジャーなところではいわゆるフリーメイソンやイルミナティなどがこの本に書いてある組織のようだ。
そして国家の秘密組織は、アメリカ合衆国の世界最強とも言われる国家安全保障局(National Security Agency : NSA)、そのウイングメーカーを担当しているのはその内部の非公開組織になる。

情報のセキュリティレベルが存在していて、レベルが高いほど情報の秘匿性が高い。
まずはレベル1から。
NSA Special Projects Laboratory:NSA特殊計画研究所:非公式レベル1
the Advanced Contact Intelligence Organization:ACIO:非公式レベル2。 NSA特殊計画研究所の一つ。14のセキリュティレベルが存在している。レベル12以上はCorteum Technology Transfer Program:TTP技術転送プログラムを知っている。レベル12以上は120人程度。レベル14は7人。
Labyrinth Group:ラビリンス・グループ:非公式レベル3。1963年発足。タイムトラベル・テクノロジーを開発するに足る知能と技術を持つ唯一の集団。このテクノロジーで戦争を回避する。コルテウム(宇宙人の1種族)が開発を支援。
180人のACIOメンバーと、200人のコルテウム(宇宙人)から構成される。
ETであるCorteum:コルテウムがNSA Special Projects Laboratory:NSAが特殊計画研究所であるAdvanced Contact Intelligence Organization:ACIO:先進コンタクト諜報機関に潜入したのは1958年らしく、ACIOとコルテウムが立ち上げたのだろう。

ラビリンス・グループはACIOとの関係ゆえに、莫大な世界経済と天然資源を支配しているシークレット・ネットワークと強いつながりがある。
情報提供者は、世界の株式市場の予測モデル・ソフト全般に用いられているセキュリティ・システムの基礎となる暗号化技術を作った人間の一人だった。
暗号の分野の才能も同時に持っている。
世界経済に関しては最高権威。
ACIOは地球に関する予言を含む多くの古代文献の情報を所持。情報は秘密組織のネットワークによって、数百年間蓄積されてきた。

秘密結社は悪ではない。
そのような組織は、教養あるエリートたちから構成されているが、多分彼らは自己中心的ではあっても、悪ではない。
この世界を、弱肉強食の、強者が繁栄し、秘密主義が支配する生物学的経験とみなしている。
経験をコントロールすることが好き。究極の支配欲の権化ではあるが、それは自己満足のためではなく、自分たちが世界の経済と安全に、最も効果的な政策決定を下すことができるのだと純粋に信じている。
コントロールと悪意を混同してはならない。

ある程度の選民思想的な面はあるけれども、秘密結社は彼らなりの正義のもとに動いているらしい。
常識を超えるような事件、つまり超常現象によるもの、未確認の脅威について対処するための部署が、米国には存在するらしい。
テレビドラマの『X-Files』のような世界だ。
NSAに存在するACIOという部署。
どうもUFOや地球外生命体への対処、予言についての対応、遺跡などの調査が業務らしい。
そして人類の命運が掛かっている予言を阻止するため、究極の防衛兵器たるタイムマシン(BST)の開発を目指している。

ACIOの最高責任者について。
彼はコードネームのようなもので、Fifteen/フィフティーンと呼ばれる存在だ。
セキュリティレベルが15なのでそう呼ばれている。
フィフティーンは物理学者。
1956年に22歳でACIOへ加わる。
1934年生まれ?2020年だと86歳程度になるだろうか。
彼はタイムトラベルを可能にする強力なコンピュータの開発を、1950年代からすでに望んでいた異端の天才であるとのこと。
彼自身はタイムトラベル計画を『自由への鍵(The Freedom Key)』と呼んでいたらしい。
この人物は大変魅力的に描かれており、個人的には最も共感できる人物だ。
フィフティーンは、メディアや一般大衆に対して自分の知識を隠している。
人類の救世主、次のメシアと見なされることを望んでいない、特に、閉じ込められるべき精神異常者かなにかと見なされるのを…最悪の場合は全く誤解され、暗殺されることを望んでいない。
知識を持って大衆の前に進み出たその瞬間、自分のプライバシーは失われ、BST(タイムマシン技術のこと、後述)を開発する能力も失ってしまう。
だから絶対にそうしない。
この壮大な現実を知っている人々は、大衆の詮索の中へと歩み出ることを恐れている。
冷笑の対象にはなりたくない。
一般大衆というものは、理解できないものを恐れ、メッセンジャーを殺してしまう。
フィフティーンは権力や金に興味はない。
1万2千年予言され続けてきた邪悪なエイリアンの攻撃を防ぐためにBSTを構築するというミッションのみが彼を魅了している。

この1万2千年程度昔の話というのは、アトランティスの伝説を指すのだろう。
アングロ・サクソン ミッションにも登場する。
たびたび私が扱っている未来人関連のキーワードとなるので、心に止めておいて欲しい。
このWingmakerだと、人類最古の文明とも言われるシュメール文明がこの間を繋ぐ。

■宇宙人シリーズについて

太古から現代、未来の地球の運命に関わった宇宙人は12種類に及ぶ(マジか

人類の宇宙人伝説の中でもっとも古い火星人から。

火星人は地球人と同じ遺伝子テンプレートから作られた人間型種族。火星の地下基地に住んでいる。何人かの火星人は地球に移住しており、姿を若干修正して地球人に紛れている。

都市伝説界隈では、ネアンデルタール人が火星に行ったんじゃないかとか、ゴリラが何だか関係しているんじゃないかとか、火星人が地球を生命体の実験場にしていたんじゃないかとか、色々言われているらしい。
ここでは深く突っ込まないが、人間型種族はこの宇宙にたくさんいるようだ。
というか、人間型種族というのが大本の宇宙人のフォーマットの型のようであり、我々はそれらの末裔の一つのようだ。

次は最もメジャーなグレイ。

Grey:グレイ。
NSAと協定を結ぶ。
生体実験を行うことが条件。
人間が実験動物を見るのと同じ方法で人間を見ていたあるグレイのグループがいた。
1997年時点でその48年前から人間と動物を誘拐していた(おいィ?
人間と動物の遺伝子構造と、グレイの遺伝子の間に互換性を持たせることができるかを見極めるために、生物実験を行っている。
グレイは絶滅に近づいており、種の存続が目的だった。
グレイの生物体としての感情面の発達が欠けていることを恐れていた。
記憶移植と遺伝子交配テクノロジーはコルテウムより優れていた可能性がある。
ラビリンス・グループは、人間の遺伝子に関するシステムと、精神、感情、肉体的な行動を含む様々な基準にわたる独自のデータに対するアクセス権を与え、グレイは遺伝子の調査結果を提供してきた。
ちなみに米大統領はグレイ、火星人、太陽系の惑星上の基地について知っているらしい。

このグレイはタイムマシン計画にはあまり関わってこない。
セキュリティレベル0のNSAがこっちの種族にかかりきりのようであり、だいたいこっちの情報なら都市伝説好きな人々は知っている話だろう。
アブダクションとかキャトル・ミューティレーションとかあの話だ。
遺伝子工学とかトランスヒューマニズムとか、そういった系の話だろう。

そして最も重要な種族であるコルテウムについて。

銀河のinvited members:IM加盟メンバー。
銀河にはそれぞれ知的生命体の共同体である連合がある。
人類に友好的。
リーダーはマフィーナヒという名前。
1万5千光年離れた惑星が母星であるが、人類が月まで行く時間でやってくることが可能。
BSTの開発を支援。
コンピュータ・テクノロジーは150世代進んでいる。
世界最高のスーパー・コンピュータのおよそ3200倍の処理能力を持っている。
身長は3メートル近くあり、非常に細長い頭と身体をしている。
肌は非常に白く、ほとんど半透明。
彼らの瞳は比較的大きく、人類と全く同じように様々な色をしている。
年齢や、場合により感情によって瞳の色が変化する。周囲で起きている事実上すべてのことを処理できる信じられないほど明晰な神経システムを持っている。
これには他人の思考も含まれる。
新しい情報を吸収し、それを既存の情報と統合することには信じられないような知能を発揮するが、その一方で、既存の情報とは全く関係のない新しい情報を生み出すことには、必ずしも熟達していない。
この資質こそ、コルテウムがフィフティーンに強い感銘を受けたところ。
コルテウムの惑星システムは非常に危うい状態にある。惑星の保護膜たる大気が憂慮すべきレベルまで劣化している。
最近発見した大気の劣化を防ぐテクノロジーを、BSTによってインストールできるのではないかと期待している。
それは再生的なテクノロジーではなく、予防的なテクノロジー。
再生的なテクノロジーは、システムがいったんある不可逆性の軌道に達すると使用不可能になる。
彼らのシナリオでは、唯一BSTだけが惑星の環境を元通りにできる。

コルテウムという種族は、一部シュメール文明のアヌンナキの要素を含んでいるような印象を受ける。
眼が大きな像などは、シュメール人が残した像の特徴であるし、コルテウムの母星はまるでニビルのようだ。
3mを超える身長。
ただ十数万年クラスの寿命かどうかは分からない。
彼らは人類が開発を目指しているBSTを開発できていない。
母星を救うためにはBSTが必要であり、人類に協力している、というのが概略だ。

我々人類と宇宙の中心にいる古い種族について。

ウイングメーカーはこのグローバル・カルチャー(インターネットが牽引していく文化)を「至高なるすべて(サリヴァン・インテグラル)」と呼んでいる。
地球のグローバルカルチャーはインターネットを通じて発展し、浸透していく。
このグローバルな連結性が、地球と銀河に存在する他の惑星とがネットワークの延長上で一体化することを可能にする。
ウイングメーカーは、宇宙的なネットワークの接点ノードとして地球をサンプルとして用いている。
「至高なるすべて(サリヴァン・インテグラル)」とは単に銀河に放たれたグローバル・カルチャーであり、それはある意味、他の惑星との接点ノードとの調和ポイントとなる。
ウイングメーカーは地球上に戦略的にタイムカプセルを配置し、それらが発見された暁には、特定の地域や民族、主義というより、むしろ人類や地球全体を表現するグローバルカルチャーの発展を促進するだろう。
文化形成という目的をと並行して、存在のパラダイムを導入するという目的もある。
我々の最初のタイムカプセルの場合、時間移動できる文明が地球を訪問し、名刺を遺したという疑う余地のない証拠を残すだろう。
それはまた、その時代に発見された最初のタイムカプセルであるという理由から、ウイングメーカーによって地球上のどこかに埋設された他のタイムカプセルの発見へと導くであろう。
これらのタイムカプセルは最終的に、現代の人類と未来の人類との会話の架け橋の役割を果たすであろう。
ウイングメーカーは責任ある兄の役目として過去へと戻り、人類が次の進化の跳躍をするための準備となるグローバルカルチャーを、次の2世代が構築していくことを手助けしていく。
この新たな跳躍には、人間の遺伝子と魂に基づく新しい人間の種の設計と発達が盛り込まれている。

1世代は女性が子供を産む20歳台半ばから30歳台、というところだろうか。
なので2世代たった2060年代というのはグローバル・カルチャーが育つのに計算された時間、ということになるだろう。
もう少し人類の存在意義と哲学的な話を。

原子レベルにおいて、我々の肉体は文字通り星から作られている。
素粒子のレベルにおいて、我々のマインド精神は銀河の精神の非物質的な器。
さらにその下の素粒子レベルにおいて、我々の精神は神、あるいは宇宙に浸透している知性の非物質的な器。
人類がどれほど地球が特別であるかを理解していないだけ。
地球はとてつもない生命的多様性と、複雑広範な生態系が存在する。
天然資源は極めてユニークかつ豊富。
銀河の動物園とも言える遺伝子の図書館。
やってくるエイリアンは、この惑星を所有したいと望み、そして植民地化する計画を持っている。
人工生命体は自分自身をクローンし、その植民地プログラムの目的のために働くように次から次へと増殖することができる。
彼らはさらなる多様性を求めている。
地球こそ、多様性へのチャンスを彼らに与えてくれる星。
惑星の精神、太陽の精神、そして唯一のものであるユニバーサル・マインドが存在する。
それぞれの銀河は、その銀河の内部に存在するすべての種族の集合体である意識、あるいは精神のフィールドを持っている。
ユニバーサル・マインドは、その銀河の精神、もしくは集合意識に関係した、それぞれの銀河のための最初のブループリントを創造する。
その最初のブループリントは、銀河の中に撒かれた、遺伝子コードの性質を創造する。
ラビリンス・グループは、神が各銀河の遺伝子コードを、それぞれ異なる性質や傾向を備えるように設計したと信じていた。
そうなると、宇宙における多様性が増幅される。
そして、神は最も広大な連続体としての生命を生命を体験できる。
なぜなら、神は実験が好きであり、すべての次元の生命を経験するための新しい方法を考え出したいから。
これが恐らく、宇宙の目的。
存在の根本的な目的とは、『ファースト・ソース』が自らを十分に表現し知覚できるように、生命形態を拡大、多様化させることにある。
人類とは宇宙を舞台として多様性の中で的確に成長し、拡大していく数え切れない知覚生命体のひとつにすぎない。
つまり、集合神の身体の原子のひとつに過ぎない。
その意識において人類は五感へ過剰に依存しているがために、『全体的宇宙(ホールネス・ユニバース)』に対する認識が制限されている。
五感は非常に強力であることから、『人間という装置(ヒューマン・インストゥルメント)』を分離された現実のみに分離させる。

我々の宇宙の中心に存在する原初の種族は特殊なタイプのタイムマシンを保持しているそうだが、自力での開発を望まれているとのこと。
あまりに強力すぎる兵器と化すので、防衛にのみ使用が許されるという形らしい。
なので攻撃として使用しようと考えた瞬間、その最初の種族により阻止される、というような仕組みなのかもしれない。
この原初の種族=『ファースト・ソース』は、『新世紀エヴァンゲリオン2』のゲームのネタバレである第一始祖民族に当たる印象だ。
PS2版が2003年らしいから、この設定はWingMakers公表後のようだ。
庵野秀明監督の前作は『ふしぎの海のナディア』で、アトランティス伝説の影響が見える。
さらに元ネタとなると、『ウルトラマン』や宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』あたりになってくるだろうか。

リミナル宇宙論
7つのスーパー・ユニバースに分割
セントラル・ユニバース:ファースト・ソースが居住
スーパー・ユニバース:天の川銀河がある

7つの宇宙区画。
ドラゴンボール超っぽい設定になっている。
調べてみたが、ドラゴンボール超は12の宇宙らしい。
ちなみにこのリミナル宇宙論はウイングメーカーの第3巻の解説ページの話なので、オリジナルでないそれらしい余分な付け足しかもしれない。

■タイムマシンとタイムトラベルの技術について

Blank Slate Technology:BST:ブランク・スレート・テクノロジー:タイムトラベル装置。介入点と呼ばれるポイントで歴史の書き換えを可能とする、ある種のタイムトラベルの形態。

英語の意味から。
blank:白紙の、虚
slate:粘土板、予定を立てる

BSTは、介入点と呼ばれるポイントで歴史の書き換えを可能とするタイムトラベルの形態。
光ディスクに含まれるテキストデータの大半を解読した結果、仮にウイングメーカーが敵対意図を持っていた場合、彼らは全く自由に我が国のいかなる軍事施設へもタイムトラベルし、国家の安全保障に致命的な打撃を与えることができたはずだという結論に達した。
彼らの持つ独自のテクノロジーとは、大量破壊兵器ではなくタイムトラベルこそ、想像しうる最高のテクノロジーである。
いかなる侵略者からも自身を防衛できる。
『The Freedom Key:自由への鍵』とフィフティーンは呼んでいた。
テクノロジーは予言に対抗するための防衛手段。
予言が成就する前にBSTが開発されることを期待されている。
タイムトラベルは相対的に一次元なものではない。
宇宙人たちは時を遡ることは可能だが、その時間での出来事を変更することはできない。
受動的な観察しかできない。
BSTは銀河の中心近くにある惑星に存在するだろう。
BSTは非常に特別なテクノロジーであって、それを防衛兵器としてのみ利用することを意図した種族だけが獲得を許される(攻撃に使用できない)。
2011年までにその決定を下す。
ウイングメーカーは毎日我々を訪問しても、その後でその訪問を忘れるように歴史を書き換えることができる。
我々がタイムカプセルを発見したこと、おそらくそれ以上のことを、彼らが知っているのは確実であろう。
彼らがタイムカプセルの発見の過程を手助けした可能性すら考えられる。
ラビリンス・グループは種族全体が準備できていることが決定要因ではなく、その種族中にある小グループが、BSTによってあらゆる非承認勢力から種族を守ることができる限りにおいて、BSTというテクノロジーを獲得することが許されるではないか。
BSTのみが唯一の防衛ラインではない。
BSTは5つの別個でありながら、相互に関連したテクノロジーから構成されている。
自分たちでタイムトラベルを開発した種族は、それを他の種族と共有したがらない。
実際にすべてのテクノロジーの中で最もガードされている技術。
それを必要とするときも、人に単純に貸してくださいとは頼まない。
本当に止むに止まれないような時でさえも。
テクノロジー自体に依存してしまうのは実に容易。
ラビリンス・グループが開発を目指しているBSTを所有している存在は確認していない。
BSTには相互に関係しながらも別個の一連のテクノロジーが必要。その中には、開発者が、未発見の新しい定理や物理法則を応用しなければならないものもある。
そして、世界がどのような仕組みになっているかという全く新しいマトリックスを基盤にこの一連の技術を創造するのは、実に気の遠くなるような作業。
以前に真実であると考えられてきたすべてが破壊され、再発見され、再定理化され、その上で新しいマトリックスの上に統合される必要がある。
これこそがBSTの本質。
まず白紙に戻し、再発見し、再定理化し、そして物質の意識を再創造する。
連合はその星と銀河の精神と神によって、人類が自分を防衛できることを信じている。
人類が失敗し、敵意が銀河の他の惑星に広がったとすれば、連合は注意を払い、メンバーは自分たちの主権を守る。
防衛の過程で、新しいテクノロジーが興り、新しい友情が築かれ、信頼が銀河の精神に埋め込まれる。

というわけで、ウイングメーカーがタイムカプセルを遺して、そこからタイムマシンを造り上げる意志を持つフィフティーンを始めとするラビリンス・グループが開発へと到達できるようにレールを敷いた。
造る過程そのものが使用に値するライセンスのような役割も同時に負っている。
という話だろう。
凝り固まった常識を適宜見直し、創造性を発揮し、私利私欲のためではなく、誰かを傷つけるためではなく誰かを護るためにのみそれを使用する。
こういった組織と人材に対してのみ使用が許される技術なのだろう。

第1のテクノロジーは、特殊形態のリモートビューイング。
訓練された作業員がマインドを使って垂直時間を移動し、イベントを観察することを可能にするテクノロジー。
調査モードで、イベントに関連した会話を聞くことすら可能。
作業員はタイムトラベル先の時間内のすべての人の目には見えない。
完全に安全で目立たない。
このテクノロジーで得られた情報は、他の4つのテクノロジーの適応決定に利用される。
情報収集の役割を果たす。

第2のテクノロジーは記憶移植に相当するもの。
記憶再構成過程(memory restructure procedure:MRP)と呼んでいる。
MRPは、水平時間内(時間の概念の一つ。後述)における時間系列の特定の記憶を消去し、その場所新しい記憶を挿入することを可能とするテクノロジー。
新しい記憶は、被験者の既存の記憶構造に結合される。
大なり小なり、イベントというものは、ただひとつの思考から発生する。
それは持続する記憶となり、水平時間/horizontal timeの現実へと発展し現実化へと導く原因となるエネルギーセンターとなる。
MRPは、その最初の思考を取り除き、その結果、イベントを引き起こす持続する記憶を削除することができる。
ラビリンス・グループが開発した記憶移植テクノロジーは、BSTと連動して利用することが可能。

第3のテクノロジーは、介入点を定義する技術。すべての重大な決定において、ある思考が姿を現し、その発展段階を通じて移動するものとして、数千とは言わないまでも数百もの介入点が存在する。
しかしながら、垂直時間/vertical timeにおいては、たったひとつの介入点、あるいは根源因子と呼んでいるものが存在する。
言い換えれば、もし垂直時間/vertical timeの情報にアクセスできれば、根源因子となる介入点を見極めることができる。
このテクノロジーは、最も可能性が高い介入点を特定し、その優先順位をランクづけする。
これが、残りのテクノロジーに集中することを可能にする。

第4のテクノロジーは、第3のものと関連がある。
それはシナリオ・モデリング・テクノロジー。
このテクノロジーは、多様な介入点を評価し、その中で侵略性の低い、つまり最も波及効果の少ない、介入点を決定する。
シナリオ・モデルを適応した場合、どの介入点が、無関係なイベントに与える混乱が最小限で済み、望ましい結果を生み出すか、ということ。
シナリオ・モデリング・テクノロジーはBSTの鍵。
それなくしては、BSTは社会や種族全体に対して重大な混乱を引き起こしかねないから。

第5の最も厄介なテクノロジーは、インタラクティブ・タイムトラベル・テクノロジー。
ラビリンス・グループは第4のテクノロジーまでは準備が完了し、インタラクティブ・タイムトラベル・テクノロジーが展開可能となるのを待っている状態。
このテクノロジーは、作業員、もしくは作業員のチームが、垂直時間を物理的に移動し、決定された最適な介入点である時空間に正確に侵入することが要求される。
そこから作業員はMRPを首尾よく行い、ミッションの有効性を確認するために元の時間に戻らなくてはならない。

■水平時間と垂直時間について

次に水平時間と垂直時間について。

観察者のレベルでは、魂はタイムトラベルが可能。
バーティカル・タイム/vertical time。
ある種の人間は垂直時間と呼んでいる領域を移動し、非常な鮮明さを持って未来を見ることができるが、未来を変えることはできない。
BSTの性質はタイムトラベルと異なる、時間は、年表に描かれているように必ずしも直線的ではない。
時間とは、存在するすべての時間が互いに重なり合った垂直的なもの。
言い換えれば、時間とは、非時間/non-timeの中に同時に存在しているすべての経験のすべての瞬間の集合体であり、それは通常、「永遠」と呼ばれる。
垂直時間/vertical timeでは、経験の瞬間が選択可能であり、現実を選択するポータル/portalとして時間と空間を使用できると考えられている。
一度決定されると、時間と空間は、垂直時間/vertical timeから水平時間/horizontal time、つまり通常の時間へと移行する連続性の要因に変化する。
垂直時間/vertical timeはすべての時間の同時に発生している経験と関係があり、水平時間/horizontal timeは一瞬一瞬の経験の、直線時間の連続した時間に関係がある。
時間は直線的なものではなく、空間もまた然り。
あなた方の物理学者が最近発見したように、空間は屈曲する。
「空間と距離」という幻想を崩壊させる人工的なエネルギー・フィールドによって、空間を人為的に屈曲させることが可能。

光の微粒子は空間を変換したり崩壊させたりしない。
光子は空間の中を直線的に進む。
しかし、空間を修正したり、崩壊させたりするある種の電磁エネルギーが存在する。
このテクノロジーを使うと、宇宙旅行が可能となるだけでなく、とても楽にできるようになる。
銀河間の移動すら可能になる。

時間は直線的ではない、という概念の導入がミソのようである。
ちなみにこの時空に関する知見は、インターネット上に1998年には登場しており、現代のなりきり未来人の餌食にはなりやすいだろう。
これをドヤ顔で言い出したらm9(^Д^)プギャーと指摘してやればよい。

■介入点について

介入点とは、ソビエト連邦の崩壊や、NASAの宇宙計画のような大事件を創り出す原因となるエネルギーセンター。
この銀河が植民地として決定された点を介入点として設定することができる。
そして、その時間と空間に入り、彼らのリーダーにこの銀河から遠ざかるように新しい記憶を刷り込む。
タイムトラベルは現実に観察可能。
この点でいえば、ACIOや他の組織、一般市民でさえも、タイムトラベルの能力を持っている。
しかし、この形態のタイムトラベルは受動的で、BSTには相当しない。
正確に未来を変更するには、垂直時間と相互作用する能力が必要とされる。
本をめくるように、ミッションに関係する正確なページ、つまり介入点を見つけるまで。
垂直時間に相互作用するということは、水平時間のコースを変更することを意味することを意味するから。
その修正の範囲と意味合いを理解するには、極めて複雑なモデリングが必要とされる。
これがラビリンス・グループがコルテウムと提携した理由。
コルテウムのコンピュータ・テクノロジーは、世界最高のスーパー・コンピュータのおよそ3200倍の処理能力を持っている。
彼らのコンピュータを使えば、私たちは有機的で非常に複雑なシナリオ・モデルを作成することができる。
そのシナリオ・モデルにより、それまで集めた関連資料に基づく最も有力な介入点を知ることができ、特定のシナリオを適応した場合に、最も起こりそうな結果を知ることができる。
ラビリンス・グループは約40のシナリオ・モデルと、5つから8つの介入点を定義している。
介入点は時間と空間の両方にわたっている。
BSTはイベントが概念上のステージにある時、つまりイベントが物理的に出現する前のステージにおいて、時間と空間の両方の正確な座標を決定することを要求される。
空間の構成要素は、通常物理的な一人の人間か、空間上に焦点を持つ自然のイベントになる。
これは非常に微妙なテクノロジーで、ウイングメーカーはインタラクティブ・タイムトラベル・テクノロジーの開発に成功してはいるが、介入点を正確に定義する技術をいまだ欠いているのではないか。
ラビリンス・グループは過去30年間で7回のタイムトラベル実験を行った。
人とテクノロジーが完全に適合していなければならない。

未来からやってきたウイングメーカーが、どうも2062氏たちに与えたミッションがある。

264 : ◆q9o4k2vqGWJj  (ワッチョイ 2b6e-bt4I):2016/05/17(火) 09:21:03.26 ID:z2/W/ptx0
・2062年には、後世からタイムトラベラーは来ないのですか?
来る。というよりそれが・・・

この作業を行っていた人物が、「このルートの人間はパラレルワールドを信じるか?」の推測者ではないだろうか。

35 :本当にあった怖い名無し:2014/07/21(月) 05:47:01.95 ID:59j8Blpxe[9/18]
少し席を離れていた。

説明が少しややこしくなる。
まず、私に時を越える能力だったり、情報を時を越えて届けるといった物は持っていない。
しかし、能力といえるのかは別として、別ルートの自分と精神を入れ替えることができる、というだけだ。
「どういう状況で」「何が起こったから」そのルートになったのかという情報を、あらゆるルートの自分に問い、
集めた情報を基に予測をしているだけだ。

例えば、
経済破綻の起こったルートの自分に対して、原因、状況、何が起こったのか、
と大まかなことを聞き、今いるルートでの状況に当てはまっていたら、それはこちらのルートでも
起こる「かもしれない」ということになる。
この「かもしれない」が偶然集結したものを分岐点となる。

余談になるが、別ルートの自分との情報交換の方法は、何か紙などに質問を書き、
しばらくしたらまた入れ替わって確認、答えが書いてあれば暗記して元のルートに戻り、
パターンとして書き残す、という方法を多く用いている(少々面倒ではあるが)。

58 :本当にあった怖い名無し:2014/07/21(月) 14:30:05.56 ID:59j8Blpxe[14/18]
>「推測者」って聞きなれない言葉だけど、未来を予測する人って意味かな?

予測よりはある程度データが集まっている状態なので、推測という言葉を用いた。
意味合いとしてはその考えでおそらく問題ない。

観測者との違いは、推測者はあくまでルートの推測をするだけ。観測者は、
ルートが変化したか、またはいつ変化したか、を断定する役割を持っている。
(ルートが変化「した」というのは過去の出来事であるため、彼らには「断定」ができる)
推測者でもそれは出来ない事も無いが、変化した、という断定と変化に至るまでの情報収集を
同時にこなすのは、(趣味としては)ハードすぎる。


この介入点については、根源となる介入点は、最近の作品だと『Fate Grand Order』の特異点そのものだ。
アニムスや異星の神など、この作品がWingMakerの影響を受けている点は散見される。

■フィフティーンが専門としていた量子物質、意識について

フィフティーンは量子物質を研究していた。
アインシュタインの一般相対性理論には欠陥があると主張していた。
複雑系、あるいはカオス理論と呼んでいる多くの現象の多くを説明できない。
アインシュタインが意識が量子物質に与える影響を過小評価していると感じていた。
量子物質は電子や中性子のような要素のこと。
物質を構成している基本物質であり、波でもあり粒子でもある。
ほとんどの人々は、自分たちの意識が直線時間の1秒につき、たったの約15ビットの情報だけしか処理できていないことを認識していない。
垂直時間においては、無意識はおよそ70万から80万ビットの情報を処理している。
したがって、通常の意識においては、人間は無意識のレベルで絶えず流れてくる大量の情報のわずかな部分しか認識していないということになる。
量子物質の真の姿は、人間の目には絶対に見えない。
科学者たちは、量子物質の効果と、ある程度の特性を目撃してきたが、その因果を生み出す性質は、科学的な計器を通じては見ることができない。
科学的な計器は物理的なものであるために、時間と空間に関係している。
一方、量子物質は観察者を通して以外には、時空との関係を持っていない。
フィフティーンは若い頃から、BSTやLERM(光に関する原理のこと。後述)といったテクノロジーは、そのテクノロジーそのものから導き出される倫理的な考察を、きちんと適切に重んじることができる組織にのみ許されるのだと感じてきた。
ラビリンス・グループの土台となる憲章。

ほとんどの人々は、自分たちの意識が直線時間の1秒につき、たったの約15ビットの情報だけしか処理できていないことを認識していない。
垂直時間においては、無意識はおよそ70万から80万ビットの情報を処理している。
したがって、通常の意識においては、人間は無意識のレベルで絶えず流れてくる大量の情報のわずかな部分しか認識していない。
コルテウムのテクノロジーは、この意識におけるフィルター的な側面を軽減して、より高い周波数の情報パケットを意識に供給できるように設計されている。
この試みと並行して、脳の回路は-そう呼ぶことができれば-情報の高圧電流を扱うために再配線が行われる。
こうして大容量の正確な記憶と抽象的な思考が共存できるようになる。
この能力は、目の前にある問題や仕事に基づいた特定の時間に関係する最も必要な情報を、無意識の倉庫からから引き出すマトリックス・フィルターになる。
今処理している情報は、実際には単純な情報処理の量的な問題ではない。
個人の意図に基づいた直線時間の情報に関係がある。
コルテウムのテクノロジーを体験すると、状況や問題に関係している情報パケットにチューニングする能力が飛躍的に向上する。
大抵の人々は、与えられた状況に直面すると、過去に役に立った解決策を探そうとして意識にアクセスする。
したがって、人々は決まりきったやり方やパターン化に陥ってしまい、リアルタイムな情報分析に基づく極めて高い関連性のある無意識の情報パケットにアクセスする道を閉ざしてしまっている。
このテクノロジーは、進化する思考プロセスを加速させる。
堂々巡りのパターン化された円ではなく、意識と無意識の双方の意識の間に、螺旋状の上昇パターンで情報が流れるように促す。
これはコルテウムのテクノロジーに、個人の生来の知性を解放するという特性がある。
コルテウムのテクノロジーには、もともとの知能を高めるわけではなく、人間が持っている本来の知性を単に助けるだけ。
意識はエネルギーの一形態として、非時間ノンタイムと非空間にその起源がある。
そのエネルギーがLERMの基本的な構成ブロック。
意識は物質化すると特定の空間に局所化される。
意識は人間や動物、植物などの物理的な特徴を持った物質になる。
深い信念と理解を拒絶しているのは顕在意識。

《大抵の人々は、与えられた状況に直面すると、過去に役に立った解決策を探そうとして意識にアクセスする。
したがって、人々は決まりきったやり方やパターン化に陥ってしまい、リアルタイムな情報分析に基づく極めて高い関連性のある無意識の情報パケットにアクセスする道を閉ざしてしまっている。》
この部分は、オカルトの本に書かれたこととは関係なく、含蓄のある言葉だと思う。

■LERMについて

量子物質は、純粋な光エネルギーとなり、物質の姿でなくなるまで徐々に粒子状に純化していく。
それは物理的な実体ではなく、どちらかといえば純粋なエネルギーの状態にある。
このエネルギーはさらに、振動というオクターブに分割される。
この光エネルギーは振動しており、ちょうど音楽と同じように、基音と和音がある。
和音は基音エネルギーのバイブレーションに共鳴し、エネルギー全体はまるで聖歌隊のように鳴り響く(ラーゼフォン?)
もっともその歌声は光。この歌声は、そう言えるとしたらですが、宇宙全体における物理的なものすべてに浸透する意識に相当するもの。
フィフティーンは、そのすべてに浸透する意識、彼が呼ぶところのthe Light-Encoded Reality Matrix/ライト・エンコーディッド・リアリティー・マトリックスを証明することに成功した。
LERMは、BSTがたしかに可能であることの証明方法を発見するために、必要となる新しい原理の一つ。
フィフティーンはLERMを神の影として考えることを好んだ。
影を投げかける光、影という物体を投げかける光というものは、科学やいかなる他の客観的な調査を通じても、証明することは不可能であるとフィフティーンは考えた。
究極的に物質が光のオクターブへと溶け込み、光が意識のオクターブへと溶け込み、そして意識が現実のオクターブへと溶け込むとするならば、物質も光も意識も、そして現実も、すべて生態系のように相互依存していることになる。
そしてひとつの要素を変更すれば、全体に影響が及ぶ。
LERMに含まれるいかなる要素でも、分離し、変更するならば、現実を変えることができる。
他の極めて複雑で相互依存の構造を持つもの同様、問題を解決するために環境に修正や変更を加える前には、その問題を含む環境全体に対する細かく明晰な理解が必要とされている。
そのためにはラビリンス・グループ内で、いまだに開発途中にあるLERMの理解が必要になる。
好ましくない影響を最小限に抑えられる介入点と時間の接合部分を決定できるほどLERMを理解するまでに、あと10年の実験が必要かもしれない。
LERMは意識における遺伝学に相当し、意識とは知覚を備えた生物の現実を構成する設計図に相当する。
LERMが理解できれば、非時間ノンタイムと非空間で作用している因果関係のシステムを理解することができる。
そのシステムが時空とエネルギー、そして物質とが構成する現実というフレームワークを基本的に創り上げている。
LERM内で作用している量子物質は、このテーブルや椅子のような大きな物質とは完全に異なった実在の仕方をしている。
意識は物理的な物体へと局所化すると、基本的に、生じた物体の遺伝形質や物理特性の中にコード化されている『現実というマトリックス』に一致するようにLERMを編成する。
つまり、意識は非空間と非時間ノンタイムから移動して物質となる。
それはLERMを編成利用して、結果として生じる物体にコード化されている遺伝形質に従った物理的現実を生み出す。
もしその物質が人間であれば、人間に特有なジェネティック・トリガー(遺伝子要因)が、その現実を構成するために意識が使う道具になる。
LERMの本質は可能性という無限のフィールドであり、アリストテレスはそれをそれをポテンシアと呼んでいた。
ポテンシアとは、そこから物体が創造される肥沃な大地のようなもの。
自分の意識を応用してLERMを編成できる人々は、単に現実に反応するのではなく、現実そのものを創造することができる。
量子物質は非時間ノンタイムと非空間を起源に持つため、物質化は瞬時に行うことができる。
ラビリンス・グループの全員は、LERMから物理的な物体を創造することができる。
これは実際フィフティーンが得た成果の一つ。
LERMを使って、自在に物理的な物体を創造する方法を発見した。
精神の作用を理解するという点においてのみ、テクノロジーと呼べる。
電気的・機械的なものではない。
マインドコントロール以上のもの。
これはLERMと、LERMの完全に的確な創造のプロセスを信じるということ。
創造とは量子物質が非時間ノンタイムと非空間から、私たちの時間と空間の世界に移動すること。
これはテクノロジーよりも信念に密接に関係している。
LERMを経験できるテクノロジーがある。
そのテクノロジーを通じてLERMを経験すると、結果としてその人の内部の電気システムが本質的に書き換えられてしまう。
その過程で、新しい回路が神経システムに挿入される。
この新しい回路が、LERMの利用を可能にする。

ということらしい。
意識を物質化する…本には何やらインドの聖者として有名なサイババめいた場面が出てくるが、割愛する。
サイババの奇跡がフェイクかはよく分からない。
フェイクならば大した奇術師ということになるが、ともあれ慈善事業を為したということは価値あることだと思う、
ちなみにサイババ師は2011年、このアーティクルに曰く付きの年に亡くなっている。

■最後に第7感と流動性知性について

ウイングメーカーが遺したタイムカプセルは、テクノロジー、芸術、哲学と、実質的にひとつの完全な言語を提供している。
それは時が来れば、『人間という装置ヒューマン・インストゥルメント』に、2つの新しい感覚を付与するであろう。
人類の遺伝子構成は、もともと7感覚を持つように設計されている。
あなた方は近代、第6感、つまり直感というものについて言及し始めている。
しかし、第7感という最も強力な感覚が存在し、それはタイムトラベル、しいてはスペース・トラベルにリンクする感覚なのである。
しかしながら、『人間という装置/ヒューマン・インストゥルメント』のこれらの2つの付与された感覚が完全に開花する前に、地球全体を統合したグローバルカルチャーを構築していなければならない。
我々の使命は、それらの新感覚が人類の遺伝子能力へ包含されるプロセスを促進することにあるが、それと同時に、ひとつのリーダーシップ、ひとつの文化、ひとつの卓越した哲学のもとに人類を統合するグローバル・カルチャーの発展を確保することである。

Fluid Intelligence:流動性知性(日本語訳の本ではリキッド・インテリジェンスとなっているが、意図的なものかもしれない)
問題に対する創造的な代替案を素早く生み出すことができる知性。
タイムトラベラーは、タイムトラベルにつきもののストレスに耐えるために、ある程度の流動性知性を持たねばならない。
ストレスを処理する最良の方法。
タイムカプセルの謎を解明する過程で強化されるのではないだろうか。
タイムカプセルをウイングメーカーが埋設する時には、最低でも2ヶ月かかったと見積もっている。
その間は『Time Window/時間の窓』を開き、維持し、選択した時間内で物理的に活動することを要求されたと思われる。
時間と空間の双方の意味で、正確に介入点を選択することが必要とされる。
ラビリンス・グループのタイムトラベル実験から得られたのは、タイムトラベラーがテクノロジーを使用する上で、不可欠な不確定要素であること。
テクノロジーと人間との完全な適合が要求される。
宇宙飛行士がリアルタイムでテクノロジーを適切に処理するようには、タイムトラベラーはBSTが要求する瞬間、瞬間の微妙な調整をすることができない。
流動性知性を強化拡張し、新感覚(おそらく多次元・7感覚)を活性化する。

以上が自称未来人ウイングメーカーのプロファイル、人類史の中で世界各地に舞い降りた天使たちの伝承となる。
これは1998年、インターネット上に無料で公開された。
こんな手の込んだことを誰が、という疑問は湧くだろう。
公開した人物は、逃亡が発覚した時点でいずれ捕縛され、記憶の改ざんが行われるだろう、という予言をしている。
あらゆる通信情報を把握するとされる、エシュロンを擁するNSAという組織はその力がある組織だ。
その後のスピリチュアル系のビジネスのための活動、というのは上記の真実を覆い隠すveilの役割を果たしている。
私はそちらの方を願わずにはいられない。
このウイングメーカーは、2062氏関連の情報を説明するに足るバックグラウンドとしてふさわしい。
ちなみにこの記事の準備中である2020年4月27日(現地時間)、アメリカ国防総省がUFO映像をリリースし、日本の防衛省もUFOとの遭遇時の手順について今後詰めていくことを2020年4月28日発表した。
https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2020/0428a.html

(2020年4月29日/令和2年4月29日記す)